MAPLUSポータブルナビ3PSP用ナビソフト「MAPLUSシリーズ」が三代目になった。今回は、メモリースティックへのインストールが可能になり、俯瞰だけではなく斜め上からも地図が見れる3Dモードも新搭載。売りの一つだった「声優ナビ」も、パワーアップしている。
確かに見た目は良くなったのだけれど、随所でイマイチ感が多い。
まず、操作感。キー配置が一新され、前作までのユーザーは最初戸惑う。どうして、キーコンフィグが無いのだろう。同様にメニューバーも並びが変わり、一番使うであろう「登録地呼び出し(本作では「おこのみスポット」と呼ぶ)が、階層のだいぶ奥に引っ込んでしまった。
「俺ナビ」というナビゲーション機能の細かい設定も特徴の一つだけれど、細かいことまで出来過ぎる反面、余計に分りづらくなっている感は否めない。
追加ダウンロードで、都道府県別の詳細地図をインストールできるのだけれど、この追加データが高い。首都圏では、ひとつ当たり5,000円近くする(東京千葉埼玉の3県買ったら13,000円ほど!)。開発会社自前のデータではないという事情があるにせよ、もう少し何とかならなかったのだろうか。
一番問題なのは、本作に多くのバグが潜んでいること。メーカーも比較的早い段階で対策を行い、追加データという形でパッチプログラム的なモノを配布しているのだけれど、このデータが2GB近くある。メモリースティックは最低でも4GBを用意する必要があるのだ。
その辺を踏まえて、今回は過去最大に「わかりづらいナビソフト」になってしまっている。無線LAN情報と連動し、GPS無しでも現在地が把握できる「PlaceEngine」などの新機能は実に魅力的なだけに勿体ない。
ある程度、苦労をしても構わないというガジェット好きな人ならば、前作を越える良さを実感できる。ただ、そうでない人ならば、昨今の安いPNDの方が使い勝手がいいんじゃないかな。実に惜しい一本。(★★☆☆☆)













